ふりかえり

ふりかえり(2021)

 

今年やったこと(技術編)

新しく触ったプログラミング言語はなし。

データベースについては去年よりちょっとは理解が進んだと思う。

database internals読書会でRaftについて発表した(もっとわかりやすい資料を作りたい)。リーダー選出をなぜ行うのか,それによって分散合意がなぜできるのかということをもうちょっと直接的に,わかりやすく説明できるようになりたい

データベース論文輪読会にも参加してみたのだが,あまりついていけなかったので途中で脱落してしまった(人が発表する速度で物事が理解できないので,対話的にやれないと厳しいのだが,対話的にやるには他参加者のレベルが高かった)

データベース関連で(オンメモリだが)B+treeの実装をしたりした(久々にRustの所有権でハマった)

あとはTiDBとTiKVのドキュメントを読むなどをした。わりと素直な仕組みで動いているんやなと思った

またちょっとずつだがアルゴリズムの本を読んでいる(いわゆるけんちょん本です)

あとproperty-based testingの威力を最近よく感じている(といっても簡単なことしかやっていないのだが)

 

今年やったこと(それ以外編)

去年よりだいぶペースは落ちたが数学の勉強は続けている

今年はルベーグ積分の基礎の勉強をした(ルベーグ測度の構成とか,優収束定理とか)。去年関数解析の本をちょっとずつ読んでいたのだが,やはり具体例の話となるとルベーグ積分の基礎的な話はよく使うので,やっておいたほうがモチベには良いと思う。

完全に個人的な意見だが,ルベーグ測度の構成の議論はややこしくて面倒な議論が多いので,一旦測度空間を認めて積分から勉強してしまっても良いんじゃないかという気がしている(優収束定理とかの基本的な定理の証明は微積の入門書が読めていればそう難しい議論をしていないので)

あとは線形代数の本をゆっくり進めていた。学部一年生が学ぶ内容はだいたいカバーできたはず。

あと座標ってなんなのかよくわからんなという気持ちがあったのだがどうやら多様体の話らしいので,来年こそは多様体の基礎読みたいねという気持ちになっている

去年は先に進まなければと焦りがあったが,今年はあまりそういう焦りがなくなって,ゆっくりじっくりやろうという気持ちになっている(これが良いのか悪いのかはわからないが)

ちなみにルベーグ積分とか測度論あたりの勉強は人を雇ってわからないところは教わっている。筆者は数学を独学する能力がそれほど高くないと思っているので,専門の訓練を受けた人に質問できる環境を作るのはやはり重要である

 

去年よりだいぶ進捗がないが仕方ないね

 

来年やりたいこと(技術編)

フロントエンドの勉強ちゃんとやりたいねぇになっている

コンテナのことを曖昧にしか把握していないのでちゃんと理解できるようになりたい

WebRTCについてもうちょっと理解を深めたい

データベースはひきつづきちょっとずつ理解を深めていきたい

 

来年やりたいこと(数学編)

関数解析の本を何か一冊読みきりたい(宮島関数解析は丁寧で良いのだが,辞書っぽくてあんまり通読に向いていない感じがある)
これとか読んでみようかなと思っている

来年こそは多様体の基礎を...

 

来年やりたいこと(その他編)

世界史の通史を学び直したい

日本史(昭和史?)あたりを学びたい